12月12日(土)
桜木哲史先生、はるみ先生が東京桜武舘にお見えになりました。
東京桜武舘の少年少女剣士全員と、桜木先生の弟子の指導者、学生、社会人含め約20人が集いました。
桜木先生は、子どもたちに、厳しくも優しくお話しをされました。
弟子の指導者たちについては、日本剣道界の重鎮たちである、今日の先生方の立ち合いをよくみて、しっかり勉強するように。
弟子の大学生、社会人たちは、次世代を担っていく剣士たちであるから、しっかりと教えてもらうように。
子どもたちは、剣道が強くなりたかったら、勉強すること、下半身を鍛えること、とお話しいただきました。
稽古の前に、初打ちをいただいた剣士がいました。
稽古に入ると、桜木先生は、いつものように、はじめに小さい子たちを見てくださいます。
竹刀の持ち方、振り方、すり足の仕方など、基本がきちんとできているかを、一人ひとり見て回り、指導者には指導方法を伝え、保護者には、子どもの良いところを伸ばすようアドバイスをくださいます。
中堅の小学校中学年剣士たちには、指導者と先輩たちがつき、立会稽古をつけていただきました。
その後、先生方と先輩方が順に桜木先生と立会稽古をされ、子どもたちも保護者も真剣に見入っておりました。
特に、桜木先生の美しい立ち姿、無駄のない動きには、剣道を習ったことのない保護者たちも、感嘆し、その美しさと気品、第一人者の風格を肌で感じ、いつもながらほれぼれと見入っておりました。
東京桜武舘館長の矢野先生が、桜木哲史先生の本を紹介してくださいました。
その本のことをはじめて知った保護者も多く、
その場でさっそく注文した人もいました。
翌日届いたその本を、毎晩1章ずつ、子どもに読み聞かせるそうです。
剣道は、相手の動きを読んで、その先を打つこと。
だからよく勉強して頭が良くないといけない。
勝負は、最終的には、頭と腹だ。
剣道を通して自己を高めていきなさい。
桜木先生の熱い思いをひしひしと感じ、子どもたちは、日頃のご指導に加え、あらためて精進を誓ったことと思います。
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