東京での会議の後、桜武舘東京道場に桜木哲史先生が来てくださいました。
哲史先生ご来館の日は、多くの弟子が駆け付けます。
日頃、東京道場で稽古をしている子どもたち。
中学を卒業して高校、大学と、それぞれの進路に進んでいる、先輩剣士たち。
社会人になり、指導者や審判員として活躍している弟子たち。
哲史先生のお人柄を慕って遠くから多くの弟子が集まります。
哲史先生は必ず一人一人に稽古をつけてくださるので、車で片道1~2時間かけて来る方も多いです。
哲史先生のご人徳です。
稽古の後は全員が哲史先生の近くに集まり、さらにお話を伺います。
この時に、遠くから駆けつけた弟子を中心に、一人一人にお声をかけてくださいます。どうすればもっと良くなるのか、個別アドバイスをお話くださることも多い貴重な時間です。
子どもたちには「剣道楽しかったですか?」と優しく聞いてくださいます。
他の道場から駆けつけた体験参加の中学生には「ここがよかったぞ!」とほめてくださいます。
指導者として活躍する弟子には厳しくも温かい励ましの指導。
「初太刀の抜き方、構え方から丁寧な剣道をしなさい」
剣道初めて約1か月でも1級審査に挑戦する者には、目標値を示してくださいます。
「品格のある剣道をしなさい」
鉄人哲史先生の貴重な教え。
剣道は準備をすること。
打つ前、打った後、この心構えが試合に影響する。
準備ができている人は勝てる。
人が考えないところを考える。
こんなところ打たないだろう、そう思うところを狙っていく。
それを実行するのは至難の業。
日頃から肉体の鍛錬を怠らないこと、準備をすること。
私は海で魚と遊んでいる。魚は速いぞ。それを追いかける。筋力ができる。
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